March 08, 2006

「室内」休刊

 愛読書の一つ、雑誌「室内」が半世紀以上にわたる歴史を終えた。

 昭和30年1月、軽快な文章を操るコラムニスト、故山本夏彦氏が「木工界」として創刊。36年4月に、改題して室内となる。

 インテリア情報誌といいながら、石山修武をはじめとする多彩な執筆陣により随筆やコラムが楽しみだった。ひと癖もふた癖もある、建築や住まいへのこだわりが至るところに滲み出す。山本夏彦翁の軽快で辛口のコラムも、もちろんすみずみまで読んだ。

 何度も投稿して、あまりにも拙い雑文を掲載してもらったこともある。

 私の建築への傾倒の幾分かは、「室内」と山本夏彦に影響されている。 

 その山本夏彦氏が、平成14年4月に亡くなって、新潮社にいた息子の山本伊吾が後を引き継いで3年。いたるところに山本夏彦が生きづいていた「室内」は、やはり夏彦あっての「室内」だったのだ。

 赤字になったわけではないという。山本伊吾は、天寿を全うしたと考えて休刊を決意した。何だか惜しいという気がしない。すがすがしい気持ちである。

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February 20, 2006

エリカ 小池真理子

 読書が好きです。

 忙しい合間にも、ゆっくりと本を読む習慣を身に付けようと、今年から、1週間に2冊は本を読もうと決めました。もちろん仕事に関連する本は除いて。

 日曜の昨夜、小池真理子さんの「エリカ」を読み終えました。気持ちが、すっと落ち着きました。

 小池真理子の描く大人の愛の世界に、なぜか惹かれます。

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September 23, 2005

積算資料「バリアフリー編」

 NPOとして編集に関わった積算資料ポケット版「バリアフリー編」が完成しました。
 福祉関係者でも利用できるよう、実例を交えて工事費の目安をつけました。表紙には、工務店必読、ケアマネジャー必携とあります。
 住宅改修の一歩前進の書になればと思います。
 他の編集者たちとの会話の中で、勉強になることも多く聞けました。
 建設工事の価格には、市場経済の価格の考え方がありません。お客様の懐具合に関わらず、取れるところから取るという発想があるようです。そのために、工法を選び、部材を選び、さまざまな書き方で見積りを作文します。
 この本に記された数字も、どうか正しく利用されるようにと願います。
280

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