町田駅周辺の風景①
日本中の多くの駅前風景に習うべく、町田駅周辺でも大規模な商業ビル開発が続いている。ご存知の方もいるか思うが、町田は八王子や山梨など生糸生産地からの絹を、横浜経由欧州各国へと運び出す日本のシルクロードの拠点として横浜の開港(1859年)以来栄えた。その中心となる写真の原町田中央通(昔は神奈川道と言った)は、諸物資の集散地となる。いまでも呉服屋や干物などを扱う海産物店、長い旅路の途中で履物を替えるための靴屋が多く見られる。また、写真中央の仲見世商店街など、懐かしいアーケードも健在である。
町田を訪れ散策するたびに気づくのが、古い建造物の撤去、建て替えである。商店街のあとには、大規模な商業ビルが建ち、老舗の呉服屋の跡地をパチンコ屋が占拠する。チェーン店の飲食店に薬局、コーヒーショップ、レコード屋、ビデオ屋、ゲームセンターにパチンコ屋、あのドンキホーテまである。
古い町並みを残す手立てはほとんどない。できるのは、記録としてとどめることだけだろうか?


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